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放置自転車問題

 駅前の放置自転車問題も考えていかなければなりません。景観の観点、歩道が狭くなるという交通上の問題に加え、治安の観点からも問題があると考えています。

 割れ窓理論という言葉をご存知でしょうか。簡単に言えば、犯罪が多発していたアメリカ・ニューヨークで、ビルの割れた窓を新しくすることにより、犯罪が激減したという実話に基づいたものです。地下鉄の落書きを消して、地下鉄内での犯罪が激減したことも有名です。

 自転車も同じことだと思います。街のイメージなのです。窓が割れている街、地下鉄に落書きがされている街と同じとまではいいませんが、駅前にたくさんの自転車が放置されている街というイメージをもたれてはならないのです。駅前が整然としていれば、それだけしっかりとした街というイメージをみんなに与えることができる。これも一種の割れ窓理論ではないでしょうか。

 都内で、放置自転車対策のため、鉄道会社に課税しようという動きがありました。これには私は反対です。なぜなら、課税された会社は、利用客に負担を転嫁するでしょう。多くの自転車利用者、駅利用者はきちんとルールを守っています。この課税は、一部のルール違反者のために、みんなが負担増になる可能性が高いのです。あくまで、自転車を放置する一部の人たちへの罰としなければなりません。

 駐輪場を十分確保したうえで、(土地がないなら、一時、広い歩道を一部、転用しても良いでしょう)放置した人に対する厳罰化を考える。放置自転車の根絶は、美的観点、交通上の問題、犯罪対策からも重要だと考えています。


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