活動報告

拉致問題等に関する特別委で質問 2007年6月

 6か国協議の進展などが報道されていた6月19日、北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会で、自民党を代表し、質問いたしました。外務省には、金正日の健康状態や6者協議の現状を聞きました。また、海上保安庁に青森に漂着した脱北者の問題、内閣官房に拉致問題全体に関する取り組みについて、質問しました。


薗浦 金正日の健康状態等について、どの程度まで把握しているか。

外務省 一定の独自情報も持っているが、具体的には事柄の性質上、差し控えたい。政府として、北朝鮮の現体制の安定性に影響を与え得る諸般の情勢を注視していきたい。

薗浦 そもそもbdaの問題と6者協議は関係ないはずだが、いわゆる送金問題は、片づいたのか。

外務省 ロシアまで行ったのは確認している。送金問題の解決が最終段階に来ている。

薗浦 初期段階の措置というのはあくまで第一歩。また北朝鮮が何か難癖をつけるのではないか。北朝鮮に一致して圧力をかける5カ国間の調整はどうなっているか。

外務省 関係各国と連携してしっかりと圧力をかけていかなくちゃいけない。第一歩が着実に実施されるのかどうかというところが当面の焦点で、5者が共通の立場に立って北朝鮮に強く働きかけていく必要がある。

薗浦 さらなる制裁も含めた断固たる措置についてはどうか。

外務省 政府内部ではもちろん検討いる。この段階で何をどうすると申し上げるということは、ある意味では手のうちをさらすということにもなりますので、中身については控える。

薗浦 青森に漂着した脱北者の話だが、私自身は非常に危機感を持っている。舷の低い船で来れば、だれにも発見されることなく日本に着くことができるということを証明してしまった。小型の木造船というものは、今の技術では発見できないのか。

海上保安庁 今回のようなレーダーに映りにくい小型の木造船を発見することは、非常に困難。監視警戒をより一層強化する。

薗浦 下手をすると新たな拉致にもつながりかねない。何か具体策の検討はしているのか。

海上保安庁 日本海における巡視船艇、航空機による監視警戒をより一層強化している。老朽、旧式化した巡視船艇、航空機の代替整備を緊急かつ計画的に進めている。探知装備の精度の向上も検討する。

薗浦 内閣で関係省庁対策会議をやっているが、情報発信が弱い。ホームページを見ても箇条書き。会議で今具体的に何をやっているか。

内閣府 3回会議を開いており、各省庁の取り組みの報告と、対北朝鮮措置の実施状況、あるいは国内における捜査や調査の状況、それから広報活動等の拉致問題に関する取り組み等についての報告を行っている。今後の政府の方針といたしましては、対北朝鮮対話の窓口を開きつつも、対北朝鮮措置の執行、それから捜査努力の継続、そして情報の収集や分析、あるいは広報活動を一層強化していくこと、そういうことが検討それから確認されております。


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