活動報告

循環型社会へ~都内の2社を視察~ 2006年10月

 資源・エネルギー確保の問題は、次世代のわが国にとって非常に重要であることは、誰もが認めることだと思います。資源のないわが国ですから、資源外交によって一定の資源を確保すること、そして今まではゴミとして捨てていたモノを資源として再利用することを両輪として考えねばなりません。

 その一方の車輪であるリサイクル・再利用に関して、10月23日、東京都内の城南島にある2つの会社を見学し、社長さんらと意見交換をしました。

 1社は「バイオエナジー社」。バイオエナジー社は、生ゴミを利用し、メタンガスを発生させて発電する技術を実用化したうえで、事業化している。50万人分の生ゴミを、2400世帯分の電力に変えるという。ゴミの減量化にもつながるし、エネルギーの節約にもなる。

 特に生ゴミは水分を含んでいる。そのため、一般の焼却ゴミとして燃やした場合、①燃焼効率が悪くなり、燃やすためのエネルギーが余分に必要となる②水分による炉内の温度低下のため、ダイオキシンなどの有害物質が発生しやすいーーなどで、いわゆる「厄介者」だという。

 もう1社は、「リサイクルピア社」。混合型といわれる建設廃材をリサイクルしている企業だ。いわゆる「ごちゃまぜのゴミ」から使えるものをきちんと取り出そうということだ。廃材の材料や大きさによって細かく分類して、リサイクルしている。

 いままで、混合型建設廃材のリサイクル率は10%台であったという。分別が難しいことや効率が悪いことなどが原因だそうだ。それをこの会社では、役90%にまで高めている。

 社長さんらとの懇談では、まだまだこうした分野を事業として行っていくには、非常に高いハードルがあることを知らされた。制度面を含めて、国がどういう支援を行っていくことができるか、検討したい。


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